「ついていきたい」と思われるリーダーになる
今回紹介する本は、岩田松雄さんの「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方です。
ある程度会社に長く勤めている方の中には、管理職だったり、プロジェクトのリーダーに抜擢されたりすることもあると思います。
そんな時、あなたは考えてしまうかもしれません。
- 自分なんかにリーダーが務まるのか?
- どうやったら皆んなをまとめられるだろう?
- もしも自分の決断のせいで失敗してしまったら
本書では、「オレについてこい」という強烈なリーダーシップでも、他者を惹きつけるカリスマ的リーダーでもない、第五水準のリーダーを目指しましょうと紹介しています。
どうやったらそんなリーダーになれるのかを、著者の経験から51の考え方としてわかりやすくまとめているのが本書の特徴です。
では、その考え方をいくつか簡単にご紹介したいと思います。
みんなを幸せにしたいという思いこそがリーダーの原動力であるべき
これはシンプルながら非常に心に響く言葉だと思います。こうした使命感は責任感とセットになります。みんなを幸せにするのはリーダーの責任なのです。
「to do good」よりも「to be good」になりなさいと部下に伝える
みなさんの周りにも「仕事は出来るが人間性がよくない部下」いませんか?
組織の中で、より上のポジションを目指すのならば、スキル系の能力よりも、人格系の能力の方が重視されると著者は言っています。
上を目指すのであるならば、人間性をこそ高めよ。
このことを部下や新人にはしっかりと指導していきたいですね!
まとめ
「リーダーになろうとするのではなく、まわりに推されてリーダーになる。これこそが理想のリーダーの姿。」と著者の岩田さんは仰っています。
つまり、大切なのはまわりから「ついていきたい」と思われる人間になること。そういう人間になることで、自然と理想のリーダーになれるのです。
僕自身も、仕事の質を上げることばかりに気を取られ、普段の人との接し方や振る舞いについて深く考えることはありませんでした。
しかし、まわりはそんな自分を〝視ている″ということに気づきました。
これからは第五水準のリーダーになるべく邁進していく所存です!
それではまた!
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