関西弁を喋る象の神様
今回紹介する本は「夢をかなえるゾウ」です。
何年か前に話題になったような覚えがあるのだけれど、実際に読むのは今回が初めて。
初めて読んだ感想としてはおもしろい!
自己啓発本ってカタイ•ムズカシイ•タイクツっていう印象が強かったんですが、この本にはそれがないんです。
内容紹介
「自分を変えたい、成功したい」と思いつつも、日々何となく過ごしているサラリーマンの”僕”。
そんな彼に、ある日突然関西弁を喋るゾウの神様ガネーシャが現れ
様々な課題を出してくるといった、啓発本にしては珍しい物語調の本になっています。
そして、この神様がとにかく変なんです。
神様なのにタバコは吸うし、甘いものは大好きだし、奇行を起こしては主人公を困らせます。
しかし、これまで数多くの名だたる偉人や経営者を成功に導いたのはガネーシャ本人だと言い、成功したければ彼の出す課題をやれと言ってきます。
ガネーシャの出す課題とは?
成功するためにしなければならないことというと、どれだけ難しい課題なのだろうと思うかもしれませんが、実際は
- 毎日靴を磨く
- まっすぐ家に帰る
- トイレ掃除をする
- 運がいいと思う
など、日常生活の中でも直ぐに実践出来そうなことばかり。
こんなことで本当に成功なんて出来るのだろうか?と”僕”は思います。
それでも、ガネーシャに言われた課題を毎日続けることで、少しずつその効果を実感していきます。
“僕”とガネーシャのやりとり
この本を読んでいて一番面白いと感じたのは、この二人のやりとりです。
とにかくガネーシャがふざけまくる
あれ?神様だよね?と問いたくなるような言動が終始見受けられ、それに振り回される”僕”。
でもそのふざけた行動の中にもガネーシャの教えがあったりなかったり。
とにかく読んでて飽きないです。
この本がオススメな3つの理由
その1:読みやすい
この本は主人公である”僕”とガネーシャのやりとりを中心に物語が進んでいきます。
物語性がある分、他の啓発本やビジネス書のような堅苦しさ、難しさがありません。
むしろ、「あの課題を実行してどうなったんだろう?」
とか
「ガネーシャってホントに神様なのか?」
なんて考えながらどんどん読み進めたくなります。
その2: 実践しやすい課題が多い
本書に出てくる課題は、殆どが日常生活のなかで無理せず実行出来るものばかりです。
会社で、家で、買い物中に出来ることもあります。
重要なのはとにかくやってみること。
この本は、変わるきっかけが欲しい、成長したいけど何をしたらいいかわからない人にオススメです。
その2: 笑える
僕のなかで特にお気に入りのシーンが、”僕”とガネーシャ、それに釈迦の三人で「富士急」に行く話です。
「なんでお釈迦様が出てくるの?」って感じですが、このくだりは何度読んでも笑えます!
興味がある人は是非読んでみてください📖
次のブログからは僕が実際にこの本に載ってる課題をやっていく様子を記事にしていきます。
良かったらチェックしてみて下さい♫